最新 Google Workspace (旧 G Suite) と Office 365 比較

近年、当たり前になってきたクラウドを利用したグループウェアの活用。特に2020年は新型コロナウイルスの影響で、働き方も大きく変わり、それに合わせてクラウドを導入される企業様も一層増えてまいりました。まだご利用でない企業様の中には、「便利そうだし使ってみたいけど、国内外に色々なサービスがあって、どれを選べばいいのかわからない」といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

その中でも主要な選択肢である、Google社の Google Workspace (旧G Suite) と Office 365は大変比較検討になりたい、いわばBIG2の選択肢です。今回はこの2つを検討するにあたって、詳細はともかくまずは基本的な概要の違い・差異を理解できるような内容の記事としました。短い時間で概要が理解できるように意識しましたので、どうぞ御覧ください。
(この記事は10分以内に読めます)。

Google workspace(旧G Suite) と Office 365 それぞれの特徴

Google Workspace が選ばれる理由

フルクラウドでの利用・管理が可能

Google Workspace は、全てのサービスをクラウド上(ブラウザ上)で行うことを想定しています。ブラウザさえ開ければ、どこにいても、どんな端末でも、ファイルを開くことが可能です。その分機能はシンプルですが、どこにいても必要な機能が使えるというのは大きな強みです。

クラウド上での共有・同時編集に優れる

上であげた通り、Google Workspaceは全てのファイル操作をオンライン上で行います。そのため、複数ユーザーによる共有・同時編集なども難なく行うことができます。バージョン違いによる編集トラブルとは無縁です。
また2020年現在、Officeとの互換性もかなりの精度なものとなり、そのまま形式を変換せずとも同時編集も可能となっています。

サービスすべてに横断した圧倒的Google検索

 Google は検索エンジンからスタートした会社です。検索することを「ググる」と言うのをお聞きになった方も多いはず。それほど Google の検索は優秀です。ファイルの名前はわからなくても、ファイルの中身までもが検索対象となるので、1つのワードで様々な形式のファイルやメールの検索が可能です。これらは Google ならではの強力なアドバンテージといえるでしょう。

動作が軽快でスマートな洗練されたUI

主にコンシューマ向けに展開されてきたGoogle ならではのかなり直感的でシンプルな法人向けとは思えないスマートで洗練された画面構成や操作ステップもGoogle Workspace(旧G Suite)ならではの魅力です。

Microsoft 365 が選ばれる理由

最新版のMicrosoft Officeを使える

Microsoft の特長といえば、なんといってもその歴史でしょう。昔から長い歴史を持つアプリですから、緻密に作り込まれたファイルなどがある場合、その互換性が担保されるのは強みです。また、上位のエディションを選択すれば、Officeアプリの最新バージョンを利用できるのもポイントです。しかし、OSやアプリのアップグレードに関しては常に注意が必要です。

高機能を維持するハイブリッドなクラウド

Microsoft 365は、Google Workspaceと異なり、完全にクラウド内で操作を完結することを想定していません。そのため、オンライン上のOffice機能などには一部制限があります。これも、元々のオフラインでのアプリの高機能性を維持するためになされているもの。少なくとも主要アプリの現行の状態においてはクラウドはあくまでデータ主体のやり取り、と考えているようです。

国内データセンターが利用できる

国内のデータセンターが利用できるのも特徴です。データの取り扱いなども含めたリーガル的な理由でデータセンターは国内になければならないといった場合は有効です。

既存の置き換えゆえの教育コストなどが低い

多くの企業にとって使い慣れているMicrosoft Office (特にWord/Excel/Powerpoint)はまったく同じ操作・UIなので、新しいOffice365のアプリを展開しない限りは、よくも悪くも変化することはなく
社員が新たに学習するコストがかかりません。

ライセンス数300以下のメインプランを比較する

今回比較するのは、ユーザー数300以下での両者のスタンダードプラン、「Microsoft 365 Business Standard」
「Google Workspace Business Standard 」を比較します。

ユーザー数300以上の場合はEnterpriseプランへ
元々はMicrosoft 365だけのユーザー数で分けたプランも 2020年、Google Workspace(旧G Suite) も、ブランド変更共に「ユーザー数300」を一つの区切りとして採用、よりOffice365と似たプラン体系になりました。ユーザー数が300以上の場合は、両者とも原則として Enterprise プランの利用が必須になります。Enterpriseプランは高額にはなりますが、ストレージが容量無制限になるなど、スタンダードプランにはない高度な機能がつきます。

価格面の比較

どちらもほぼ同じ価格です。これらを機能面から見ていきます。

     Google Workspace
Business Standard
Office365
Business Standard
価格 1360円/ユーザ/月1360円/ユーザ/月

機能(アプリ)の比較

         G Suite 
Basic
Office365
Business Essentials
メールGmail          Exchange Online
カレンダーGoogle  カレンダーOutlook
ストレージ2TB1TB
Office
ツール
オンラインサービス  
・ドキュメント
・スプレッドシート
・スライド
・フォーム
オンラインサービス
Web用Word
Web用Excel
Web用PowerPoint
Web用Outlook
サイト作成GoogleサイトSharePoint
フォーム作成Google フォームなし
ノートGoogle キープOneNote
モバイル台数制限なしスマートフォン5台タブレット5台までの制限
最大ユーザ数無制限300
ビデオ会議Meet
最大150人
録画機能可       
Teams
最大250人
録画機能不可

機能を利用する上の特徴に以下のようにやや違いがありますがこのあたりは誤差ともいえ、表だけの比較があまり意味をなさないほど似ています。

「使用感」の違いが大変大きいため、実際にトライアルを触って比べていただくことがお薦めです。(Office365はOfficeの延長線上としてイメージどおりですが、Google Workspaceはかなり使用感が良くも悪くも異なります。変わる変化を良しとするか、そのままでいきたいかの違いは大きいと思われます。)

まとめ 比較・選定の上での方向性は?

 メールやカレンダー、オンラインストレージとの連携など、どちらのサービスも基本的な機能を備えており、明確な差異はありません。

そんななか、どちらを選ぶべきなのでしょうか?

大きな生産性の「変化」を求めるなら Google Workspace(旧G Suite)

共同編集などのコラボレーションをはじめ、クラウドへシフトして、業務効率を劇的に向上できるG Suite は、真に改革を求める企業様にマッチするでしょう。
また、海外ではその価格の安さとセキュリティの高さから、Chromebookのシェアの拡大が進んでいます。そんなChromebookとの親和性の高さも見逃せないポイントです。

従来の既定路線の中での「変わらない」クラウド化ならOffice365

 過去のファイルの互換性をはじめ、昔からのアプリを使ったり、ある程度慣れたやり方を踏襲したい、企業として変化が許容されない、といった場合はOffice 365が選択肢となるでしょう。

近年のHOTワードでもある「働き方改革」という観点から見た場合、データのクラウド化というところをまず軸におくのであれば、Office365もいいでしょうかし、それ以上を踏み込んだコラボレーション改革や、検索主体した「やり方のドラスティックな変化」まで踏み込む場合は、Google Workspace (旧G Suite)の方を検討、といえるかもしれません。


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