■サービス提供の背景
総務省が発表した「情報通信白書 令和2年版」(以下、白書)によると、SaaSサービスをはじめとしたクラウドサービスを一部でも利用している企業は2019年に64.7%に登っており、ほぼ2/3に近い企業でその活用が進んでいます。また、近年のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の流れや、コロナ禍によるテレワーク需要の増大により、SaaSの導入率は今後もさらに上昇していくものと推測されます。 白書では、クラウドサービスを利用している企業のうち56%の企業が「ファイル保管・データ共有」を利用している、とする一方、SaaSサービスの機能の充実に伴い、設定が複雑化し、利用する担当者が設定内容を正しく理解していないことに起因する情報流出などのセキュリティ事故もまた、増加の一途をたどっております。
特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会が発行する「2018年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」でも、情報漏洩の40.4%が管理ミス・設定ミス・誤操作によるものとの報告があり、それを裏付けるかのように、今年に入っても営業管理SaaSの設定ミスによる情報流出事故のニュースなどは記憶に新しいところです。
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