株式会社日音様は音楽の著作権管理・開発、アーティストの育成や音楽企画の制作などを中心に業務を行っている音楽出版社です。親会社であるTBSホールディングスが一足先に Google Workspace の導入を決め運用していた中で、日音様でもDXについて検討することになり、吉積情報へ Google Workspace 導入サポートサービス ” My Start ” をご依頼頂きました。
親会社であるTBSホールディングスが数年前に Google Workspace の導入を決定した際、当社も提案を受けました。Webメールやオンライン会議の必要性を以前から感じていた折でもあり、東京オリンピックの開催を控えた2019年に、グループウェアの導入を本格的に検討しました。 ちょうど、Officeアプリのライセンス更新時期であり、Excel/Word等が業務に欠かせない当社としてはMS365を導入することがコストメリットがあると考えていたところ、コロナ禍が訪れました。待ったなしの中、OutlookやTeamsを利用することで、在宅勤務環境(リモートワーク体制)へのスムーズな移行を目指すこととなり、2020年3月の緊急事態宣言になんとか間に合わせることができました。急遽でしたが、最低限の準備はできたと感じています。
Microsoft 365は多機能が大変強みでもありますが、それゆえに管理者の設定画面も大変複雑で、こうしたSI的な管理操作に慣れたシステムエンジニア人材が多数常駐していれば問題なく運用できるのかもしれません。しかし様々なサポート業務を兼務する担当者では、1サービスだけに精通する余裕がなく、すぐに変更したいことがあっても、すぐにはどう設定すればいいのかがわからず、解決に時間がかかることに大きな負担を感じておりました。
困っていた中、TBS社での Google Workspace 導入のことを良く知っていた長沼さんから、「管理・運用もシンプルでほとんどGUIからでできるGoogle Workspace を再度検討しないか?」という話があがり、色々とメリットも併せて聞きました。