「ハルメク 生きかた上手研究所」のオンライン座談会の取り組み
「ハルメク 生きかた上手研究所」は、ハルメクが提供するサービスに関するマーケティングやリサーチのコンサルティングをおこなうシンクタンクとして2014年4月に発足
研究所の名前は、聖路加国際病院の名誉院長である故・日野原 重明 博士 の著書「生きかた上手」から命名されているそうです。
2015年5月に、ハルメク様の読者モニター組織である「ハルトモ」が発足。
現在ハルトモ様には3,000名近くが所属されており、生きかた上手研究所では、ハルトモ様の商品をよりよくするためのモニター調査やインタビュー、アンケート等に協力いただいたり、モデルやライターとして誌面作りにも参加いただくなど、ハルトモ様の活躍の場を広げる取り組みをおこなっているとのこと。
様々な取り組みの中でも重要な活動の一つに「座談会」があるそうです。
顧客のインサイトを探るマーケティングリサーチの一環として、顧客との対面座談会を年70回以上行い、そこで得た顧客の声を雑誌「ハルメク」の誌面づくりや通販商品の開発につなげられています。
座談会のテーマは毎回様々であり、目的に応じて20名程のワークショップスタイルもあれば、4~6名の小規模でワイワイ話すスタイル、その他1対1の対談スタイルもあるとのこと。
また、50歳以上の女性だけでなく、より若い「シニア予備軍」や男性に参加いただくこともあるそうです。
この活動が新型コロナウイルスの感染拡大の影響により一時は窮地に陥ってしまうのですが、Google Workspace を活用することにより、ピンチを脱することができたとのこと。
(以下梅津様より)
「当社では非常事態宣言が出されるより前の20年2月から、それまでのような対面式の座談会は一旦すべて中止とする、という決断をしました。その代替手段として電話や書面の記述式アンケートも試してはみましたが、リアルの座談会のように新しい価値を見出すという点においては充分な効果を得ることができませんでした。」
「やはり座談会は顧客の生きた声を聞くための生命線であるため、この状況をどうにか解消しなければならないと考えた結果、テレビ会議システムを用いたオンライン座談会の実施に踏み切ったのです。」