Google Oneとは
Google One(グーグル ワン)は、Googleアカウントの保存容量を増やせる、個人向けのサブスクリプションです。
Googleアカウントには無料で15GBの保存容量がありますが、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトの3つで共有して使うため、写真や動画が増えると足りなくなりがちです。Google Oneに申し込むと、この容量を100GBから増やせます。無料の15GBに含まれるものは、「Googleドライブの料金」で紹介しています。
![Google Oneの[ストレージ]画面(保存容量15GBの内訳)](https://www.yoshidumi.co.jp/hubfs/blog/google-one/go-01-storage-usage.png)
※画像はGoogle Oneの[ストレージ]画面(2026年10月時点)。15GBの保存容量を、Googleドライブ・Gmail・Googleフォトでどれだけ使っているかを確認できます。
Google Oneの主な特徴は次のとおりです。
- 保存容量を増やせる:100GB・200GBの容量プランと、400GBからのGoogle AIプランがあります
- 家族と共有できる:本人のほかに最大5人とプランを共有できます
- スマートフォンのバックアップ:容量に余裕ができるので、写真や連絡先など、デバイスのデータをバックアップしやすくなります
- ストレージ管理ツール:容量を多く使っているファイルやメールを見つけて、整理できます
Google Oneは個人のGoogleアカウント向けのサービスです。会社や学校が管理するGoogle Workspaceのアカウントでは利用できません。
Google OneとGoogle AIプランの関係
Google Oneのお申し込みページでは、容量を増やすためのプランと、Geminiの機能も使えるGoogle AIプランがあわせて案内されています。どちらも、増えた容量をGmail・Googleドライブ・Googleフォトで共通して使えます。
| 種類 | プラン | 容量 | Geminiの特典 |
|---|
| 容量プラン | Basic、Standard | 100GB、200GB | なし |
| Google AIプラン | Google AI Plus | 400GB、2TB | あり |
| Google AIプラン | Google AI Pro | 5TB | あり |
| Google AIプラン | Google AI Ultra | 20TB〜 | あり |

※画像はGoogle One公式サイトより引用(2026年10月時点)。上段がGeminiの特典を含むGoogle AIプラン、下段が容量だけを増やす容量プラン(Googleストレージ プラン)です。
2025年5月には、「Google One AIプレミアム」の名前が「Google AI Pro」に変わりました。Google AI Proでは、上位のGeminiモデルやDeep Research、動画を作れるGoogle Flow、Gemini Notebook(旧NotebookLM)の拡張などを使えます。詳しくは「Google AI Proガイド」で紹介しています。
以前の2TBの容量プラン「プレミアム」は、現在はGoogle AI Plus(2TB)として提供されています(月額1,450円)。容量だけを増やすプランは、Basic(100GB)とStandard(200GB)の2つです。
Google Oneのメリット
Google Oneの主なメリットは次の6つです。
保存容量を少ない費用で増やせる
無料の15GBでは足りない場合も、月額290円(税込)のBasicプランで100GBに増やせます。写真や動画が多い人は、200GBやGoogle AIプランの大きな容量も選べます。
家族で容量を分け合える
ファミリー グループを作ると、本人のほかに最大5人とプランを共有できます。家族一人ひとりが別々に容量を購入するよりも、まとめて管理しやすくなります。共有しても、各自のファイルやメールがほかの家族に見えることはありません。
スマートフォンのバックアップと容量の整理がしやすい
容量に余裕ができるので、スマートフォンのバックアップ先として使いやすくなります。Google Oneのアプリでは、容量を多く使っているファイルを見つけて整理することもできます。
Google AIプランならGeminiも使える
Google AIプランを選ぶと、容量に加えてGeminiアプリの使用量上限が増え、Gmailなどのアプリ内でGeminiを使えるようになります。Google AI Proでは、上位のモデルやDeep Researchも使えます。
2TB以上のプランはGoogle Meetのプレミアム機能も使える
Google AI Plus(2TB)以上のプランでは、Google Meetでの長時間のグループ ビデオ通話(プランがない場合は1時間まで)や、Googleカレンダーの高度な予約スケジュールなども使えます。個人でのオンライン通話が多い人には便利です。
Google Oneのサポートに相談できる
Google Oneのメンバーは、チャット・電話・メールでGoogle Oneのサポートに問い合わせできます。メンバーシップの管理や機能の使い方、ストレージの確認などで困ったときに相談できます。
参考:Google Oneの特典を利用する - Google Oneヘルプ
Google Oneのデメリット
Google Oneには次のような注意点もあります。
会社のGoogle Workspaceアカウントでは使えない
Google OneとGoogle AIプランは、個人のGoogleアカウント向けです。会社や学校が管理するGoogle Workspaceのアカウントでは申し込めません。Google Workspaceで容量を増やしたい場合は、Google Workspaceの上位プランへの切り替えや、追加のストレージの購入を検討します。
仕事のデータを会社で管理できない
個人のアカウントに保存したファイルは、会社からは管理できません。社員が個人のGoogle Oneで仕事のファイルを扱うと、共有範囲の管理や、退職時のデータの引き継ぎが難しくなります。仕事で使う場合は、管理者がアカウントを管理できるGoogle Workspaceを使いましょう。
プランの名前や内容が変わることがある
Google Oneのプランは、これまでに何度か名前や内容が変わっています。たとえば、Google One AIプレミアムはGoogle AI Proに名前が変わり、2TBの容量プラン「プレミアム」はGoogle AI Plus(2TB)として提供されるようになりました。申し込む前に、公式ページで最新のプランと料金を確認しましょう。
Google Oneの料金プラン
Google Oneのプランと料金は次のとおりです。年額で支払うと、月額で12か月支払うより安くなります。
| プラン | 容量 | 月額 | 年額 |
|---|
| 無料 | 15GB | 0円 | 0円 |
| Basic | 100GB | 290円 | 2,900円 |
| Standard | 200GB | 440円 | 4,400円 |
| Google AI Plus | 400GB | 725円 | 7,250円 |
| Google AI Plus(2TB) | 2TB | 1,450円 | 14,500円 |
| Google AI Pro | 5TB | 2,900円 | 29,000円 |
| Google AI Ultra | 20TB〜 | 14,500円〜 | なし(月額のみ) |
※税込(2026年10月時点)。どのプランも、本人のほかに最大5人と共有できます。Google AI Ultraには、月額14,500円(20TB)と月額32,000円(30TB)の2種類があります。
参考:Google Oneのプラン
Google Oneの料金は、Googleアカウントに登録したお支払い方法(クレジットカードなど)で支払います。
会社で使うならGoogle Workspaceの料金も比べよう
会社でGoogleドライブやGmailを使う場合は、Google OneではなくGoogle Workspaceを契約します。Google Workspaceの料金は次のとおりです。
| プラン | 容量(1ユーザーあたり) | 年間プラン | フレキシブル プラン |
|---|
| Business Starter | 30GB | 800円 | 950円 |
| Business Standard | 2TB | 1,600円 | 1,900円 |
| Business Plus | 5TB | 2,500円 | 3,000円 |
| Enterprise | 5TB〜 | お問い合わせ | お問い合わせ |
※1ユーザーあたりの月額。税別。Business Starter・Standard・Plusは最大300ユーザーまで利用できます。
Google Workspaceの容量は、組織全体で共有するストレージ プールとして使えます。たとえばBusiness Standardを10ユーザーで契約すると、組織全体で20TBを使えます。Business Standard/Plus・Enterpriseには、Geminiアプリ・サイドパネル・Gemini Notebookが標準搭載されています。エディションごとの料金と機能は、資料「Google Workspace全エディション簡易比較表」にまとめています。無料でダウンロードできます。
Google OneとGoogle Workspaceの使い分け
Google OneとGoogle Workspaceは、どちらもGmail・Googleドライブの容量を増やせますが、対象と管理の仕組みが異なります。
| 項目 | Google One | Google Workspace |
|---|
| 対象 | 個人・家族 | 会社・団体 |
| アカウント | 個人のGoogleアカウント | 会社が発行するアカウント(独自ドメインのメールアドレス) |
| 管理 | 本人が管理 | 管理者がユーザーや共有範囲を管理 |
| 容量 | プランの容量を本人と家族で使う | ユーザー数に応じた容量を組織で共有 |
| Gemini | Google AIプランで利用 | 各プランに含まれる |
| 料金の目安 | 月額290円〜(税込) | 1ユーザー月額800円〜(年間プラン・税別) |
個人で使うならGoogle One
写真や動画の保存、家族との容量の共有が目的なら、Google Oneが手軽です。個人でGeminiも使いたい場合は、Google AI PlusやGoogle AI Proを選びましょう。
仕事で使うならGoogle Workspace
仕事のファイルやメールを扱うなら、Google Workspaceが向いています。管理者がアカウントの追加や削除、共有範囲の設定をまとめて行えるため、退職時のデータの引き継ぎや情報漏えいの対策がしやすくなります。Business Standard以上では、Geminiアプリ・サイドパネル・Gemini Notebookも使えます(エディションごとに一部利用できる機能に差異があります)。
まとめ:個人はGoogle One、会社はGoogle Workspaceを
Google Oneは、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトの容量を、月額290円(税込)から増やせる個人向けのプランです。家族と容量を共有でき、Google AIプランを選べばGeminiも使えます。容量だけが必要ならBasicやStandard、Geminiも使いたいならGoogle AI PlusやGoogle AI Proが候補です。
一方、Google Oneは会社のGoogle Workspaceアカウントでは使えず、仕事のデータを会社で管理することもできません。仕事でGoogleのサービスを使うなら、管理機能とGeminiを備えたGoogle Workspaceを選びましょう。
吉積情報は、Google Workspaceのプレミア パートナー(Co-sell & Services)です。自社に合うプランの選び方から、導入、活用までご相談いただけます。まずはGoogle Workspaceの概要を資料で確認してみてください。