堀川 茉莉絵

Google Workspace のデータ消失を防ぐ!バックアップの重要性と「ドライブトランスファー」のご紹介

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Google Workspace をビジネスで活用する企業が増えています。しかし、便利な反面、データ消失のリスクも存在することを忘れてはいけません。誤操作による削除、ランサムウェア感染、アカウント乗っ取りなど、データ消失の原因は様々です。

もし、重要な顧客データや業務ファイルが消失してしまったら…?

ビジネスに深刻な影響を与えるだけでなく、企業の信頼を失墜させてしまう可能性もあります。

Google Workspace では、削除したファイルはゴミ箱に30日間保管されますが、それを過ぎると復元は不可能です。管理者権限でも、ゴミ箱から削除されたファイルは25日間しか復元できません。

データ消失のリスクを最小限に抑えるためには、効果的なバックアップ対策が必須です。

 

Google Workspaceのバックアップ方法

Google Workspace のデータをバックアップするには、主に以下の2つの方法があります。

  1. アーカイブ機能を利用する
    Google Workspace に標準搭載されているアーカイブ機能を使用すると、特権管理者が Google Workspace 上のすべてのデータを Google Cloud Storage にエクスポートし、ダウンロードすることができます。

  2. Google Takeout を利用する
    Google Takeout は、 Google が提供するサービスで、 Google アカウントに保存されているデータをダウンロードすることができます。 Google Workspace のデータも Google Takeout を使ってバックアップを取ることが可能です。 Gmail、ドライブ、カレンダーなどのデータをまとめてダウンロードしたり、必要なデータだけを選択してダウンロードしたりすることができます。

    Google Takeout を利用するメリットは、ユーザー自身で簡単にバックアップを取ることができる点です。ただし、データ量が多い場合はダウンロードに時間がかかる場合があり、また、自動でバックアップを取ることはできません。

https://takeout.google.com/settings/takeout

  1. 外部の連携ツールを利用する
    Google Workspace には、自動でバックアップを行う機能がありません。そのため、外部の連携ツールを利用することで、より効率的かつ安全にデータをバックアップすることができます。

外部の連携ツールには、以下のようなメリットがあります。

  • 自動バックアップ機能により、手動操作の手間を削減
  • クラウド上へのバックアップにより、ローカル環境でのデータ消失リスクを回避
  • リモートワーク環境下でのデータ共有・管理を容易に

Google Workspace 主要ツールのバックアップ手順

1. 管理者によるバックアップ

特権管理者は、組織全体の Google Workspace データを Google Cloud Storage にエクスポートしてバックアップを取ることができます。

手順

  1. Google 管理コンソールに管理者権限でログインします。
  2. 画面左側の「データ」>「データのインポートとエクスポート」>「データエクスポート」を順に選択します。
  3. 「エクスポートを開始」を選択して書き出しを始めます。
  4. 書き出しが完了したら「データエクスポートツール」を開いて「アーカイブにアクセスする」を選びます。
  5. エクスポート結果を確認し、エラーがあれば「修復を開始」を選択して再試行します。

2. ユーザーによるバックアップ

ユーザーは、管理者から許可を得ることで、自身の Google Workspace データをバックアップすることができます。

手順

  1. Google Takeout にアクセスします。https://takeout.google.com/
  2. バックアップしたいデータのチェックボックスにチェックを入れ、「次のステップ」を選択します。
  3. 「配信方法」で「ダウンロードリンクをメールで送信」を選択し、「頻度」、「ファイルの形式とサイズ」、「アーカイブのサイズ」を設定して「エクスポートを作成」をクリックします。
  4. アーカイブの作成が完了したら、メールでダウンロードリンクが届きますので、アクセスしてファイルをダウンロードします。

離職した従業員のデータはどうする?

従業員が退職する際、その従業員が作成・管理していた Google Workspace データをどのように扱うかは重要な問題です。 Google Workspace では、離職した従業員のデータにアクセスするための様々なオプションが用意されています。

詳細はこちら:https://support.google.com/a/answer/11524030?hl=ja

Google ドライブのバックアップなら「ドライブトランスファー」がおすすめ!

数あるバックアップツールの中でも、 Google ドライブに特化した「ドライブトランスファー」は、特に高い効果を発揮します。

「ドライブトランスファー」は、 Google ドライブ上のファイルをオンプレミスサーバーやクラウド環境にバックアップできるツールです。オンプレミスから Google ドライブへのファイル転送にも対応しており、双方向のデータ移行をスムーズに行うことができます。

「ドライブトランスファー」が選ばれる理由

  • ランサムウェア対策:近年増加しているランサムウェアによる被害から、重要なデータを守ります。
  • Google ドライブの制限を考慮:アップロード容量や回数制限などを考慮した設計で、安定した動作を実現します。
  • フォルダ構成を維持:元のフォルダ構成を維持したままバックアップ・転送が可能です。
  • 管理画面でログを確認:バックアップや転送の履歴を管理画面で簡単に確認できます。
  • コマンドラインツールで簡単操作:シンプルな操作で、誰でも簡単に利用できます。
  • 幅広いOSに対応: Windows、MacOS、Linux で利用可能です。

「ドライブトランスファー」導入事例

  • TBSテレビ様:衛星画像のバックアップに「ドライブトランスファー」を活用

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「ドライブトランスファー」は、企業の重要なデータ資産を守るための強力なツールとして、多くの企業から注目を集めています。

まとめ

Google Workspace のデータは、企業にとって非常に重要な資産です。

データ消失のリスクからビジネスを守るために、「ドライブトランスファー」などのバックアップツールを導入し、定期的なバックアップ体制を構築しましょう。

資料請求はこちら:https://www.yoshidumi.co.jp/document/doc-drivetransfer

 

堀川 茉莉絵
堀川 茉莉絵
吉積情報株式会社 マーケティング部部長。 新しいものとAIが大好きなマーケティングオタク
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