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Gemini(Google) と Copilot(Microsoft) 料金比較:個人・法人向け最適なプランの選び方【2026年8月時点】

Gemini(Google) と Copilot(Microsoft) 料金比較:個人・法人向け最適なプランの選び方【2026年8月時点】サムネイル画像

業務効率化やDX推進の手段として、個人から企業まで幅広く利用されているGoogleのAI「Gemini」とMicrosoftのAI「Copilot」。どちらもAIチャットなどの基本機能は無料で利用できますが、より高度な機能や利用上限の拡大、業務アプリとの連携を求める場合は有料プランの検討が必要です。

ここで押さえておきたいのが、GeminiとGoogle Workspace、CopilotとMicrosoft 365の関係です。GeminiはGoogleが提供するAIで、GmailやGoogleドキュメント、スプレッドシートなどを含むGoogle Workspaceと連携して利用できます。一方、CopilotはMicrosoftが提供するAIで、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどを含むMicrosoft 365と組み合わせることで、各アプリ内でもAI機能を活用できます。

ただし、両社ではAI機能の料金体系や、Google Workspace/Microsoft 365の各プランにどこまでAI機能が含まれるかが異なります。そのため、「AIだけを使いたいのか」「普段使っている業務アプリでもAIを活用したいのか」、さらに個人利用か法人利用かによって、実際にかかる費用は大きく変わります。

本記事では、GeminiとCopilotの料金を中心に、無料版と有料版の違い、Google Workspace・Microsoft 365との関係も含めて整理します。個人向けから法人向けまで段階を追って比較しますので、自分や自社に合ったプランを選ぶ際の参考にしてください。

料金比較以外での観点は、以下の記事に詳しく記載しております。

GeminiとCopilot、どっちを選ぶべき?企業導入の違い・料金・セキュリティで比較

この記事では、まず個人・フリーランス向けのプランから見ていき、続いて300ユーザーまでの企業、300ユーザーを超える企業と、規模ごとに段階を追って比較していきます。最後に全プランを一覧できる比較表と、自社に合った選び方をまとめていますので、気になるところから読み進めてください。

⚠️金額やプラン名は記事更新時点での情報で、定期的に変更される可能性があります。最新情報は公式サイトを必ずご覧ください。

【個人向け】Google(Gemini)

https://one.google.com/about/google-ai-plans/?hl=ja

Googleの個人向けAIプランは、現在「Google AI Plus」「Google AI Pro」「Google AI Ultra」の3段階のプラン体系に整理されています。

Google AI Plus(月額 725円・税込) Geminiの有料機能をとにかく安く試したい方向けの入門プランです。Gemini上の利用上限が無料版の2倍になり、上位のProモデルにもアクセスできます。2026年6月に月額1,200円から725円へ値下げされ、あわせてクラウドストレージも400GBに倍増しました。「AI機能を最小コストで、ただしストレージも一定量ほしい」という個人にとって、現在もっとも入りやすい価格帯です。

Google AI Pro(月額 2,900円・税込) 個人向けの標準的な上位プランです。Gemini上の利用上限がPlusよりさらに引き上げられ、5TBのクラウドストレージが付帯。GmailやGoogleドキュメント・スプレッドシート内でのAIアシスタント機能も利用できます。

Google AI Ultra(月額 14,500円〜・税込) Google AI Ultra は、2026年5月に「Ultra 5x」と「Ultra 20x」の2プランへ再編されました。

(画像は公式ページの表をGoogle AI Ultraの2プランのみに編集したもの)

Google AI Ultra 5x(月額 14,500円・税込) Proモデルへのアクセス上限がPro比5倍。20TBのストレージが付帯します。

Google AI Ultra 20x(月額 32,000円・税込) Proモデルへのアクセス上限がPro比20倍とさらに拡大し、Deep Thinkなど最上位機能への優先アクセスが可能。30TBのストレージが付帯します。

個人利用としてはどちらもかなり高額なため、業務での本格利用を前提とするなら、後述の法人プランとあわせて検討することをおすすめします。

【個人向け】Microsoft(Copilot)

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/pricing/individuals#tabs-pill-bar-oc09a1h_tab1

Microsoftでは、無料のCopilotは単体で利用できますが、個人向けの有料Copilot単体プランは現在新規販売されていません。(かつて単体販売されていた「Copilot Pro」は提供を終了し、その機能は「Microsoft 365 Premium」に統合されています)有料でCopilotの利用上限を増やしたり、Word・Excel・PowerPoint・OutlookなどでCopilotを利用したりする場合は、Microsoft 365 Personal、Family、Premiumのいずれかを契約する必要があります。

Microsoft 365 Personal(月額 2,130円 / 年額 21,300円) WordやExcel、PowerPoint、OutlookといったOfficeデスクトップアプリ内で直接Copilotが利用できる権利と、1TBのクラウドストレージが含まれています。普段からOffice製品を多用している場合に非常にスマートな選択肢です。

Microsoft 365 Family(月額 2,740円 / 年額 27,400円) Personalの内容を最大6人で共有できるプランです。

Microsoft 365 Premium(月額 3,200円 / 年額 32,000円) Familyの内容すべてに加え、出典付きの調査レポート作成やデータ分析といった複雑なタスクを実行するAIエージェント、高度なCopilot機能への優先アクセスが含まれる個人向け最上位プランです。旧「Copilot Pro」の機能はこのプランに集約されています。

(参照:個人向け Copilot の価格プラン|Microsoft

▼ 個人向け結論:「AIだけ試したい」ならGoogle、「Officeを使うついでにAIも」ならMicrosoftという住み分け

Googleが「AI機能だけを月額725円から」という入口を用意しているのに対し、Microsoftは最安のPersonalでも月額2,130円で、Officeアプリとストレージがセットになります。「AIだけ試したい」ならGoogle、「Officeを使うついでにAIも」ならMicrosoftという住み分けが、個人向けでは明確です。

【一般法人向け・300ユーザーまでの企業】Google Workspace (Gemini)

Google Workspace環境の最大のメリットは、ライセンスの「一元化」によるコストの分かりやすさです。

https://workspace.google.com/pricing?hl=ja

(⚠️表示の価格は3ヶ月間30%オフの価格です。割引適用前の価格をご覧ください。)

Business Standard以上のプランであれば、標準のGeminiコア機能が最初から組み込まれているため、追加のアドオンライセンスを個別購入する必要はありません。なお、Business系プラン(Starter/Standard/Plus)は最大300ユーザーまでという上限があります。

例外:AI機能の上限を引き上げたい場合は「AI Expanded Access」アドオン

Google Workspaceでは「追加のアドオンライセンスを個別購入する必要はありません」と記載しましたが、任意で追加できるAI関連アドオンがあります。それがAI Expanded Accessで、一部の部署だけ画像・動画生成やWorkspace Studioの自動化を重く使いたいといった場合、特定のユーザーにだけ付与できます。 対象エディションはBusiness Standard/Business Plus/Enterprise Standard/Enterprise Plusで、企業規模を問わず利用できます。

位置づけとしては、ガバナンス方針そのものを変えるものではなく、企業のガバナンス方針を基にしつつ、機能の使用量上限を柔軟に引き上げるものと理解するのが正確です。全社の統制ルールはそのままに、必要な部署の「使える量」だけを増やすイメージです。

なお、かつて存在した上位アドオン「AI Ultra Access」はすでに新規購入できません。既存契約も2026年7月7日以降の更新時にAI Expanded Accessへ自動移行されます。古い情報を参照して「Ultraを付ければいい」と設計してしまわないよう注意が必要です。

【一般法人向け・300ユーザーまでの企業】Microsoft 365(Copilot)

これまでMicrosoft 365でOfficeアプリ内の高度なCopilot機能を使うには、ベースプラン(グループウェア)を契約し、そこにCopilotのライセンスを「アドオン(追加)」する2段階の料金構造が基本でした。

しかし2026年7月の価格改定で、この形が変わりました。300ユーザーまでの中小・中堅企業向けの主力であるBusiness StandardとBusiness Premiumについては、Copilotをはじめから組み込んだセットのプランが用意され、ベースプランとCopilotを別々に契約する必要がなくなりました。代表的な料金は以下の通りです。(いずれも1ユーザーあたり月額相当・年払い・税抜)

  • Microsoft 365 Business Standard と Copilot のセット:3,523円
  • Microsoft 365 Business Premium と Copilot のセット:4,797円

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/pricing#table-collapsible-rows-oc89ce_tab0

(⚠️画像内一番右アドオンの価格はキャンペーン価格であり、恒常的な値下げではない点にご注意ください。)

一方、最小構成の Microsoft 365 Business Basic(1,049円)にはCopilotが含まれておらず、セットのプランも用意されていません。

Basicや、すでに契約中のベースプランへあとからCopilotを足したい場合は、従来どおり単体アドオンの「Microsoft 365 Copilot Business」を追加する形になります。これが「ベースプラン+Copilot」の2段階構造にあたります。

なお、Business Basic/Standard/Premiumは、いずれも最大300ユーザーまで契約できます。

(参照:Microsoft 365 Copilot プランと価格(一般法人向け)
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/pricing

Microsoft 365 Business Basic
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/business/microsoft-365-business-basic

Google Workspaceの導入ならGoogle社の認定を受けているエキスパートへ依頼

自社の環境や運用に合わせたプラン選定に不安がある場合や、10ユーザー以上での本格導入をご検討の際は、吉積情報へご相談ください。Google Workspace のプレミアパートナー(Co-sell & Services)として、最適なライセンス設計からセキュリティ構築までスムーズな導入をサポートします。

https://www.yoshidumi.co.jp/advantage
スクリーンショット 2026-08-28 132018

300人を超える企業はGoogle、Microsoftともに契約できるエディションが変わる

ユーザー数が300を超えると、Google Workspaceでは契約できるエディションそのものが変わります。Business系(Starter/Standard/Plus)は最大300ユーザーまでという上限があるため、その人数を超える組織はEnterprise系エディションが前提となります。

一方Microsoft 365も、Business系プラン(Basic/Standard/Premium)は同様の上限があります。300ユーザーを超える組織はEnterprise系(E3/E5/E7)への移行が必要になります。

【大企業向け・300ユーザーを超える法人】Google Workspace (Gemini)

300ユーザーを超える組織はエンタープライズが対象になります。規模・契約条件に応じた個別見積もりが基本です。(吉積情報にご相談ください

Standard以上では、GmailやGoogleドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet、Chatなどで利用する主要なGemini機能は共通しています。Plusやエンタープライズに上げることでGemini自体が大幅に高機能になるというより、ストレージ容量やセキュリティ、データ管理、会議機能など、組織運用に必要な機能が段階的に強化される設計です。

つまりエンタープライズへ上げる期待値は「Geminiが強くなる」ではなく、300ユーザーの上限を外すこと、そしてデータ損失防止(DLP)、コンテキストアウェア アクセス、Enterprise Data Regions、エンタープライズ エンドポイント管理といったガバナンス・統制機能を得ることにあります。AIの費用対効果ではなく、統制要件で判断するレイヤーだと理解してください。

(参照:柔軟な価格プラン オプションの比較 | Google Workspace

【大企業向け・300ユーザーを超える法人】Microsoft 365(Copilot)

大企業向け・300超の法人向けの料金は、上記画像(公式サイト)の通りです。

Microsoft 365側は、300ユーザーを超えるとベースプランがBusiness系からEnterprise系(E3/E5/E7)へ移行します。Enterprise系では、ベースプラン(E3・E5)を契約したうえでCopilotのアドオンライセンスを別途追加する形が基本になります。最上位のE7だけはCopilot本体を含むため、アドオン契約は不要です。

このベースプラン(E3・E5)に追加するCopilotの単価は、一般法人向け(300ユーザー以下)よりも少し上がります。

 

参考: Microsoft 365 Copilot(大企業向け)のアドオン料金 https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365-copilot/pricing/enterprise

つまりMicrosoftの場合、E3・E5を選ぶと、300ユーザーを超える段階で「ベースプランがEnterprise系に上がる」ことに加えて「Copilotを別アドオンで足す必要があり、その単価も上がる」ため、コストが二重に動きます。もちろん従業員の人数がそのまま追加ライセンス費用に比例して加算されます。

一方、最上位のE7はCopilotを含むオールインワン構成のため、この「別アドオン」は発生しません。そのぶんベースプランの単価自体は高くなりますが、Copilotまで含めた一本の料金で完結します。

いずれの場合も、高度なデータアクセス権限の管理機能や、AI活用を可視化する「管理・分析ダッシュボード」が利用でき、大規模展開時の管理コストは抑えやすい設計です。

自社のインフラ基盤に合わせた選び方

GeminiとCopilotの料金を比較する上で、最も重要な評価軸は「自社がすでにどちらのグループウェア(インフラ)をメインに据えているか」です。

「すでにGoogle Workspaceを使っている」「今後メインで使いたい」場合
「Business Standard」以上のプランに変更するだけで、追加のアドオン費用はなく全社で安全なGemini環境を即座に利用できるため、トータルコストを圧倒的に低く抑えることができます。300ユーザーを超える場合はEnterprise系への切り替えが必要になりますが、Gemini機能自体は変わらないため、判断軸は「AI」ではなく「ガバナンス要件」になります。

「すでにMicrosoft 365を使っている」「今後メインで使いたい」場合
Officeアプリとの密結合が必要なヘビーユーザーに絞って「Microsoft 365 Copilot」をアドオン追加し、その他のユーザーは無料のセキュアな「Copilot Chat」で運用する、といったハイブリッドなライセンス設計を行うことでコストパフォーマンスを最大化できます。なおMicrosoft側も300ユーザーを超えるとEnterprise系への移行が必要になり、あわせてCopilotの単価も上がるため、300ユーザー前後の組織は移行時期を含めた試算をする必要があります。

Gemini と Copilot 料金・サービス比較表(2026年8月時点)

法人向けの価格は原則として税抜・月額換算の目安、個人向けは税込表記です

カテゴリ

項目

Gemini (Google)

Copilot (Microsoft)

参照ページ

個人向け

(エントリー)

プラン名

Google AI Plus

(該当プランなし)

Google:Google AI プラン|Google One


Microsoft:個人向け Copilot の価格プラン

料金

月額 725円

主な内容

Gemini上の利用上限が無料版の2倍。上位のProモデルにもアクセス可能。400GBのクラウドストレージ付き。

AI機能単体のプランは提供されていない。

個人向け

(標準)

プラン名

Google AI Pro

Microsoft 365 Personal

Google:Google AI プラン|Google One


Microsoft:個人向け Copilot の価格プラン

料金

月額 2,900円

月額 2,130円 / 年額 21,300円

主な内容

5TBストレージ付帯。Geminiの利用上限がさらに拡大し、Gmail・ドキュメント等でのAI連携も利用可能。

1TBストレージ付帯。WordやExcelなどOfficeデスクトップアプリ内で直接Copilotが利用可能。

個人向け

(上位)

プラン名

Google AI Ultra

Microsoft 365 Premium

Google:Google AI プラン|Google One


Microsoft:個人向け Copilot の価格プラン

料金

月額 14,500円〜

月額 3,200円 / 年額 32,000円

主な内容

Ultra 5x(20TBストレージ)とUltra 20x(30TBストレージ)の2プラン。動画生成やDeep Thinkなど最先端機能を上限いっぱいに利用可能。

複雑なタスクを実行するAIエージェントと、高度なCopilot機能への優先アクセス。旧「Copilot Pro」の機能を統合。

300ユーザーまでの

法人向け

プラン名

Google Workspace Business Standard 以上

Business Standard/Premium と Copilot のセット、または Copilot Business(単体アドオン)

Google:Google Workspace 料金プラン


Microsoft:Microsoft 365 Copilot プランと価格(一般法人向け)

Microsoft 365 Business Basic

料金

年間プラン:月額相当 1,600円

月間プラン:月額 1,900円
※Business Standard以上の契約の場合

Copilotセット:
月額相当
3,523円(Standard)/
4,797円(Premium)


Copilotアドオン:
月額相当 3,148円
※別途ベースプラン(Business Basic 1,049円など)の契約が必要

主な内容

標準プラン内にGeminiのコア機能が組み込まれており、追加のアドオン費用なしで利用可能。

2026年7月の改定でStandard/PremiumはCopilot同梱のセットプランが登場し、別契約が不要に。
Copilot非搭載のBasic等には単体アドオンを追加する2段階構造。
追加ライセンスのないユーザーも、セキュアな「Copilot Chat」は追加料金なしで利用可能。

300ユーザーを超える

法人向け

プラン名

Google Workspace Enterprise Standard / Enterprise Plus

Microsoft 365 Copilot(大企業向け)

Google:Google Workspace 料金プラン


Microsoft:Microsoft 365 Copilot プランと価格(大企業向け)


Microsoft(ベースプラン):Microsoft 365 Enterprise のプランと価格

料金

要お問い合わせ(個別見積もり)

Copilotセット:E7 月額相当 14,842円

Copilotアドオン:1ユーザー月額相当 4,497円 ※別途ベースプランの契約が必要(E3:5,847円/E5:8,995円)

主な内容

300ユーザー上限がなくなる。
Gemini機能はBusiness Standard以上と同等で、差分はDLP・コンテキストアウェアアクセス・Enterprise Data Regions等のガバナンス機能。

高度なデータアクセス権限管理や、AI活用を可視化する管理・分析ダッシュボードを提供。
E3・E5はベースプランにCopilotを別アドオンで追加する2段階構造(300ユーザー以下のセット型とは異なる)。
E7のみCopilotを含むオールインワン構成。

 

両社の違いまとめ

このように比較すると、両社がどのようにAIを提供しようとしているかの違いが明確になります。

個人向けの導入ハードル

Googleは、ストレージ増量などの特典を主目的としない、AI機能そのものを試すための入門プラン(Google AI Plus)を用意しています。対するMicrosoftは、AI機能を単体では販売しておらず、Officeアプリやストレージを含むパッケージの一部として提供するのが基本方針です。そのぶん最小構成で始めたときの負担には差が出るため、「AIだけを最小コストで試したい」というニーズにはGoogleのほうが応えやすい構造です。

法人向けのコスト構造(標準搭載型/セット・アドオン型)

Googleは「Business Standard以上のプランに標準搭載(一元化)」というアプローチをとっており、AIのための追加費用なしで全社展開しやすい構造です。対するMicrosoftは、Copilotの費用をプランとは別に明示する方針で、2026年7月の改定後はStandard/Premiumでは「Copilot同梱のセットプラン」、Business BasicやEnterprise系(E3/E5)では「ベースプラン+Copilotアドオン」という形をとります。そのぶん「全社には無料のCopilot Chatを渡し、ヘビーユーザーにだけセットやアドオンを付与する」といった、ユーザーごとに濃淡をつけるライセンス設計が可能です。

300ユーザーを超えたときのコストの動き方

300ユーザーの上限でEnterprise系エディションへの移行が必要になるのは両社共通ですが、その先が異なります。Googleはエディションが変わってもGemini機能は同等のため、上がるのはグループウェア側の費用だけです。対してMicrosoftのE3・E5は、ベースプランの移行に加えてCopilotアドオンの単価も上がるため、コストが二重に動きます(Copilotを含むE7を選ぶ場合はアドオン不要の一本の料金になります)。

最適な選び方は料金だけではなく「環境と使い方」が決める

ここまで料金を比較してきましたが、本記事の結論は「安いほうを選びましょう」ではありません。個人向けではAIだけ試したいのか、オフィスアプリ(文書作成や表計算など)とあわせて使いたいのか。法人向けではどちらのグループウェアをすでに使っているのか。300ユーザーを超えるのか、AIを全社に配るのか一部に絞るのか。どのプランが合うかは、価格表ではなく、自社の環境と使い方でほぼ決まります。

逆に言えば、これらさえはっきりしていれば、選び方に迷う余地はそれほど残りません。まだ判断がつかない場合は、本記事の比較表に自社の状況を当てはめてみてください。

なお、機能やセキュリティといった料金以外の観点は
GeminiとCopilot、どっちを選ぶべき?企業導入の違い・料金・セキュリティで比較
」の記事で詳しく解説しています。あわせてご覧ください。

 

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