Google Jamboard とは?便利な使い方や共有方法を解説

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い急速に普及したテレワーク(リモートワーク)。中でも、会社内外でのWeb会議(オンライン会議)や、学校でのオンライン授業の機会は大きく増えたと思います。

しかし、「Web会議ではうまく発言ができない」「アイデア出しなどはオフラインの方がやりやすい」など、Web会議に不満を抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんなオンラインでのコミュニケーションをスムーズにするために、 Google では Jamboard という電子ホワイトボードツールを提供しています。

本記事では、 Google Jamboard の概要と便利な使い方を解説していますので、会社や学校でぜひ役立ててみてください。

この記事はこんな方にお薦めです。

Web会議を効率的に行うツールを知りたい
Google Jamboard の機能について詳しく知りたい

Google Jamboardとは?

まずは Google Jamboard が何かについて解説します。ここで重要なのは、 Jamboard には物理的な端末「大型ホワイトボード」とクラウドで利用できる「アプリ」2つの面がある、ということです。

  • Jamboard 本体は大型の電子ホワイトボード

まずは、ホワイトボードとしての Jamboard について解説します。

 Google Jamboard とは、大型の電子ホワイトボードです。

反応性が高いため、普通のホワイトボードと同じように使うことができるほか、Webから直接画像を取り込んだり、他の Google のアプリからと連携したりといった、電子ホワイトボードならではの高度な操作をスムーズに実現させています。

ビジネスや学校の授業の場を想定して作られたものであり、なかなかいいお値段がしますが、それだけの満足度を与えてくれるものであることは間違いありません。

  • Jamboard アプリはPC・タブレットからも使える

「 Jamboard は便利そうだけど、端末を導入するのは予算的に難しい・・・」と思った方も多いでしょう。

実は、 Jamboard のアプリは Google Workspace (旧 G Suite) の機能の一つとしても提供されており、専用の端末なしでもPCやタブレットから利用できるのです。

自宅からのWeb会議なども多くなっている現在、 Jamboard はむしろアプリとして利用する機会の方が多いかと思います。もちろん、 Jamboard 端末と連携して作業を行うことも可能です。

Google Jamboard はこんなもの

・本体は大型電子ホワイトボード

・クラウドとして利用できるアプリも存在

Google Jamboard でできること

ここからは、 Jamboard でできることを解説していきます。できることは、端末とアプリでほぼ共通です。

  • 手書きが可能な電子ホワイトボード

 Jamboard は、ホワイトボードとほとんど同じような使い方ができます。

・手書きする(アプリでもタッチペンがあれば可能)
・文字や図を差し込む
・付箋を貼る

などが、よく使われる機能です。

  • クラウドベースなのでリアルタイムで共有できる

Jamboard の利点は、クラウドベースであること。すなわち、みんなで同じ Jamboard にアクセスし、リアルタイムに内容を共有できることです。

会議内容の共有自体はスライドでも可能ですが、「発表者と聞き手」のように、どうしてもコミュケーションが一方向的になってしまいます。スライドは作り込まれている分、その場での編集には向いておらず、「意見をすぐに拾って書き出す」といったことは少々やりにくいと思います。

その点、 Jamboard の「手書きで図などを描いて伝えれられる」というのは大きなポイントです。離れた場所での会議であっても、書かれたことはすぐに目の前のモニターで共有でき、しかも書き込みも簡単にできるので、まるで全員が同じホワイトボードの前にいるような感覚で、コミュニケーションが取れます。

Web会議は対面に比べてどうしても一方向的になってしまいがちですが、 Jamboard を使えば双方向のコミュニケーションを実現しやすくなるでしょう。

  • チームでの共有が簡単

 Jamboard は、 Google Workspace の中で、 Google ドキュメントなどと同様に Google Drive の中で管理されます。そのため、メールアドレスでの共有はもちろん、URLを使った共有や、個別の細かい共有設定なども簡単にできます。

  • Meetと連携して使える

 Jamboard は、Google の オンライン会議サービス Google Meet との相性が抜群です。その場にいる人に Jamboard を共有・同時編集しながら、ディスカッションをすれば、よりインタラクティブに話し合いが進められます。Web会議の効率性は上昇すること間違いありません。

Google Jamboard の使い方:新規作成

Google Jamboard の魅力がわかったところで、ここからは基本的な使い方や、便利な使い方を説明していきます。

  • 新しい Jamboard を作成する

まずは、 Jamboard のホーム画面、https://jamboard.google.com/ にアクセスします。

右下の「+」マークをクリックすると、新しい Jam が作成されます。また、 Google Chrome をお使いの場合は、jam.new にアクセスするだけで新しい Jam が生成されます。

Google Jamboard の使い方:描画機能

ここからは、 Jamboard で使える描画機能について解説していきます。いずれもシンプルでわかりやすい設計がなされています。

  • ペン

太さや色の異なるペンで描画ができます。

ペンは4種類、色は6色とシンプルに絞られており、あまり迷うことなく使うことができます。

  • 消しゴム

消しゴムを使えば、描画したものを消すことができます。

  • 付箋

 Jamboard 上に、付箋を貼ることができます。付箋には文字を入力することもできます。

6色あるので、人やカテゴリー別に分けて使えば、議論の様子がとてもわかりやすくなるでしょう。

  • 画像の挿入

手持ちの画像・ Google Drive 上の画像・さらにはその場で検索した画像などを、 Jamboard 上に貼り付けることができます。

検索した画像を即座に共有することで、イメージが伝わりやすくなること間違いなしです。

  • 図形・フローチャート

図形やフローチャートの作成もできます。8種類と、あまり多くはないですが、その分迷わず簡単に使うことができます。

  • テキストボック

テキストボックスを用いることで、通常の文字の打ち込みも可能です。

  • 選択ツール

ここまで説明した、画像や付箋、テキストボックスなどを動かすためのツールです。画像の移動・コピーも可能です。

  • レーザーポインタ

本物のレーザーポインタのように、特定の場所を指示して注視させる機能です。

Google Jamboard の使い方:背景設定

 Jamboard では、背景を設定することが可能です。背景というと活用法がパッと見えないかもしれませんが、うまく使うことで会議をよりスムーズに進めることが可能になります。例えば、背景を方眼にすれば、図を手書きしたいときなどに便利でしょう。

Google Jamboard の使い方:共有

Jamboard は、他人と共有することでその効力を強く発揮します。そのためにも、共有方法は押さえておきたいところです。

  • 特定のユーザーと共有する

特定の人と共有したい場合は、共有設定を変更します。まずは右上にある「共有」ボタンをクリックします。

「ユーザーやグループと共有」の欄にメールアドレスか名前を入れることで、そのユーザーと共有ができます。

  • Googleアカウントなしの人と共有する

共有設定を変更すれば、 Google アカウントを持っていない人とも共有・編集できます。

画面右上の共有をクリックし、「(会社名)へのリンク権限を変更」をクリックします。

「リンクを知っている全員」に変更すれば、このリンクを介して全ての人が見られるようになります。

Google Jamboard は タブレット で使うとさらに便利

Jamboard はタブレット端末との親和性が非常に高いです。

例えば、iPad + Apple Pencil で Jamboard を使えば、手書きで書き込みや消去が簡単にできます。まさにホワイトボードが手元に来たような感覚で使えるので、会議の効率は大幅にアップするでしょう。

もちろん、タッチパネル対応の Chromebook + タッチペンといった使い方もおすすめです。

Google Jamboard でミーティングを効率化しよう

本記事では、 Google Jamboard (端末・アプリ)について解説しました。この電子ホワイトボードを使えば、オンラインでもミーティングが大幅に効率化されることでしょう。

Google Workspace の Jamboard を導入し、テレワークをより快適に進めていきましょう。