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Google AI Pro(Google One AIプレミアム)ガイド!特徴・よくある質問まとめ

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Google One AIプレミアムとは何だろう、どのようなサービスか、気になっている方も多いのではないでしょうか。Google One AIプレミアムとは、Googleが提供するサブスクリプションプランで、最上位の生成AIモデル、Gemini AdvancedをGmail・Googleドキュメント・スプレッドシートなどで活用できるのが特徴です。

本記事では、Google One AIプレミアムの特徴や導入のメリット、よくある質問までをわかりやすく紹介します。

※Google AIプレミアムプランは旧名称です。2025年5月20日にGoogle AI Proに名称が変更されました。Gemini アプリ・NotebookLM・2TBのストレージなど、従来と同じ特典を利用可能です。本記事ではGoogle AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)の表記で説明しています。

 

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)とは?

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)とは、Google Oneの最上位プランであり、Google AI Proプランの旧名称です。 提供される特典に変更はなく、Gemini機能、AI要約や文章生成などが可能なNotebookLM、そしてGoogleサービス全体で利用できる2TBのクラウドストレージが含まれています。

Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで共通のストレージ容量を使えるため、業務はもちろん個人利用でのファイル管理を効率化できます。ちなみに、2TBストレージはGoogle Oneのプレミアムプランでも提供されており、単体契約の場合は月額1,450円が必要です。

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)では、Google Oneと同じストレージ量に加えて、強力なAI機能を活用できる点が大きな特徴となっています。

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)の特徴

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)は、最新の生成AIと大容量ストレージを組み合わせたプランです。 Geminiアプリでは最高性能モデル「2.5 Pro」と、Deep Research機能を全て利用できるほか、動画生成モデル「Veo 3 Fast3」への限定アクセスも提供されています。

また、AI映像制作ツールや、画像から動画を生成できるAIも毎月1,000のAIクレジットを割り当てて活用可能です。NotebookLMでは、音声要約やノートブック機能の利用上限が通常の5倍に拡大しています。GmailやGoogleドキュメント、スプレッドシートでGeminiを直接利用できます。また2025年8月時点では米国のみですがGemini in Chromeで、Web閲覧のパーソナルアシスタントも利用可能です。

上記に加え、Gmail・Googleドライブ・Googleフォトで使える合計2TBのストレージが付属しています。Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)では、AIとクラウド活用が可能です。

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)実装のGemini

ここでは、Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)に実装されているGeminiの特徴について、以下を紹介します。

  • 高性能なモデル
  • 拡張アクセス
  • 大量の情報処理

高性能なモデル

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)で利用できるGeminiは、従来モデルよりも性能が格段に向上しました。

論理的推論・データ分析・コーディングの精度が高まり、業務をスピーディーに処理可能です。文章生成や新規アイデア創出など、クリエイティブな業務にも対応可能なため、チームの生産性を大きく高められます。

拡張アクセス

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)に含まれるGeminiは、拡張アクセスが提供されています。例えば「Deep Research」では、数百ものWebサイトを対象にブラウジング・分析を自動で行い、短時間で優れた調査レポートを生成できるのです。

特定のテーマに関する背景や情報収集、比較作業など、人が実施するよりも圧倒的に速く正確に実行してくれます。例えばニュースリサーチや市場動向の把握など、幅広い業務に活用できるため、従来情報収集にかけていた時間を大幅に削減できるでしょう。

大量の情報処理

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)のGeminiは、従来では難しかった大規模な情報処理を可能にします。例えば最大1,500ページに及ぶテキストを対象に、研究論文・教科書・業界レポートといった膨大な資料を少ない時間で分析できるのです。Geminiは100万トークンのコンテキストウィンドウに対応しているため、一度に広範な情報を保持しながら効率的に確認・比較できるのも強みです。

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)でよくある質問

ここでは、Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)でよくある質問を紹介します。

  • Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)は法人も利用できる?
  • Google AI のプランで動画も作成できる?
  • Google One AIとGoogle AI Proの違いを知りたい

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)は法人も利用できる?

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)に申し込みできるのは個人Googleアカウントのみです。企業向けのGoogle Workspaceアカウントでは契約できません。ただし、Google Workspaceの標準機能でGeminiを利用できるため、法人利用の場合は追加でGoogle AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)に加入する必要はありません。

個人利用はGoogle AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)、法人利用はGoogle WorkspaceでAI機能を活用できます。

Google AI のプランで動画も作成できる?

Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)では動画も作成可能です。 AI映像制作ツールのFlowや、画像から動画を生成する Whisk の機能が備わっているからです。

文章や画像から短時間で動画を作成できるため、企画提案やマーケティング資料など幅広いビジネスシーンにも応用可能でしょう。

Google One AIとGoogle AI Proの違いを知りたい

従来「Google One AIプレミアム」と呼ばれていたプランが、現在は「Google AI Pro」として提供されています。 Geminiアプリの利用やNotebookLM、2TBのストレージといった特典内容に違いはなく、過去にGoogle One AIプレミアムを検討していた方も、今後はAI Proに加入すれば同じ機能を利用できます。

「Google One AI」と「Google AI Pro」は名称が変更されたもので、サービス内容は同一です。

個人の探求にはGoogle AI Pro、ビジネスの成長にはGoogle Workspaceを

本記事では、Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)について紹介しました。Google AI Pro(旧Google One AIプレミアムプラン)を利用すれば、最高性能のAIモデルや動画生成機能、大容量ストレージなどを通じて、個人のクリエイティブな活動をしっかりとサポートしてくれます。

しかし、ビジネスでの利用を検討されている場合は注意が必要です。Google AI Proは、
個人のGoogleアカウントでのみ利用できるサービスです。企業の機密情報などを扱うには、セキュリティやデータ管理の観点から推奨されません。

もし、あなたがチームや組織全体での生産性向上、業務効率化のためにAIの導入を検討しているのであれば、選ぶべきは法人向けに設計された「Google Workspace」です。

Google Workspaceであれば、企業の厳格なセキュリティポリシーのもとで、標準機能としてGeminiを活用できます。組織のデータを安全に保護しながら、チームでの共同作業をAIで加速させることが可能です。

個人の能力を最大限に引き出すためには「Google AI Pro」を、そして組織全体の成長をドライブさせるためには「Google Workspace」を。ご自身の目的に合わせた最適なツールをご選択ください。

法人でのAI活用や、自社に最適なGoogle Workspaceの導入プランについてご不明な点がございましたら、Google Cloud のプレミアパートナーである吉積情報までお気軽にお問い合わせください。貴社の課題に合わせた最適な活用方法をご提案します。

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