【最新】AppSheet の価格体系まとめ
(2023年7月27日更新)
誰もが気になる AppSheet の料金について、徹底的に調査した内容を記載していきます!
基本的には、AppSheet 公式の
を基に解釈した内容を記載していますので、合わせてこちらも確認ください。
注目ニュース!!!(2023/07/27現在)
AppSheet Core が、Google Workspace のほとんどのエディションで無料付帯するリリースがありました!!
AppSheet Core が無料付帯することで、企業内での業務改善を目的とした利活用がよりスムーズにできるようになりました。
詳細が気になる方はこちらの記事をご確認ください!
AppSheet の料金の基本的な考え方
AppSheet ではアプリを「公開」して利用してもらう場合に料金が発生します。
AppSheet で作成したアプリは、「公開(Deploy)」というプロセスを行うことで、多数のユーザーが使える状態になります。
「公開」しなければ課金はされません。どのような機能を利用しても無料です。
さらに、月に10人までは、「公開」せずとも「共有」することで、アプリを試験的に利用することが可能です。
これらを図で表現すると下記のようなイメージでしょうか。

こちらを踏まえた上で、
を参照してみるとわかりやすいです。
公開さえしなければ基本無料という概念なので、「FREE」プランの説明はありません。(ここに載っていると全ての機能が使えるのに無料ということで混乱する表になりますよね)
公開しようとしているアプリが、
- Starter
- Core
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
のどのプランを必要とするかについては、下図の通りです。
上図は、プランごとの差異がわかりやすい部分を切り取ってみたものです。
例えば、Security filtersを利用したい場合では一番左のStarterでは足りないということになります。
プランの判断方法
そもそも無料で全ての機能が使えるので、「色々な機能を盛り込みすぎて気づいたら想定以上のプランが必要になってしまった」、ということになってしまうことがあります。
そうならないために、AppSheet には、現在のアプリが必要とするプランを判断する機能がついています。

作成したアプリの左メニュー「Manage」より、Authorのタブ内にある青色の「Analyze app features」となっているボタンを押すと、このように各プランで対応できるかどうかが示されます。
ここで唯一「NOT ALLOWED」となっている「PUBLISHER_PRO」というのは少々特殊なプランで、ユーザー数ごとではなくアプリごとに料金が発生するタイプのライセンスです。広く公開できる代わりに、「ログインを必要とする機能」などが有効になっているアプリは、公開不能となります。
また、「公開」作業を行う前の時点でのチェックも入るようになっています。

上図では、アカウントがそもそもライセンスを所持していないため、FREEプランでは許可されていない機能を持っているアプリの公開がブロックされている状態を表しています。
AppSheet 有償プランの導入方法
AppSheet のトライアルにて業務アプリとしての有用性が確認出来たら、有償ライセンスの導入をご検討頂く段階になるかと思います。
AppSheet の有償ライセンスの導入方法は大きく分けて3通りあります。
①AppSheet より直接購入

AppSheet にログイン後、My AccountよりBillingのページを開いていただくと、Starterプラン、またはCoreプランを選択して、ライセンス数、及び月契約/年間契約のいずれかを選んで頂くと、クレジットカード決済によるサブスクリプション契約が可能になります。
② Google Workspace のほとんどのエディションに付帯
Google Workspace のほとんどのエディションには、AppSheet Core プランが初めから付帯し、組織内のすべてのユーザーが利用することが出来ます。
詳しくは以下の記事をご確認ください。
組織や部門によって、AppSheet の利用可否を管理されたい場合は、下記URLのヘルプページをご参照下さい。
③ Google Workspace の代理店よりアドオン購入
現在 Google Workspace をご導入されている企業様は、Google Workspace の購入先である販売代理店より、AppSheet Enterprise Standard プランおよびAppSheet Enterprise Plus プランをアドオン(追加)購入することが可能です。
弊社であれば、ライセンスの販売のみならず、トレーニングやレクチャーの導入支援、導入後の技術サポートも請け負っておりますので、Google Workspace と合わせてご検討下さい。
まとめ
AppSheet の料金体系は、実際に運用し始めるまでは自由に試すことができ、試している最中でも運用した場合にどれくらいの費用感になるかをイメージしやすい形になっているという、利用者の利便性にとてもよく配慮された形になっています。
今後変更が入る可能性も十分ありますが、まずは気軽にお試し頂き、ノーコードツールならではのアプリケーション開発を体感して頂ければと思います。
本記事は以上になります。