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何 芊慧

シリコンバレーでGoogle WorkspaceとGeminiの最前線を体感してきました!

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こんにちは!吉積情報の何(ホー)です。

この度、昨年のGoogle Workspace with Geminiの販売実績が評価された上位パートナー特典として、「Google Bay View Office視察ツアー」に参加する機会をいただきました。

本場のシリコンバレーで、これからのビジネスを牽引するGoogle WorkspaceとGeminiの最新動向にどっぷりと浸かってきました。吉積情報のマーケターとして、現地の熱気と「AIをどのようにお客様へ届けていくべきか」という深い学びを得ることができたので、その全貌をレポートします!

人間とAIが共創する「Agentic Workplace」

初日はマウンテンビューのGoogleキャンパスにて、USのGoogle Workspace製品マーケティング担当者やGTM戦略担当者から日本のパートナー向けクローズドトレーニングを受講しました。ここで語られたGoogle WorkspaceとGeminiの進化は、まさに働き方のパラダイムシフトを予感させる圧倒的な内容でした。

これからの市場は「人間同士のコラボレーション」から、人間とAIエージェント、さらにはAIエージェント同士がコラボレーションする「Agentic Workplace(エージェント型ワークプレイス)」へと急速に進化していきます。

日本企業は現在、AIは正確な指示(プロンプト)を与えて動かす便利なツールとして捉えるフェーズに留まりがちです。しかし、本場シリコンバレーのGoogle本社では、「人間が指示出しを手放し、業務プロセスに自律したAIを組み込んでいる働き方」を、これからのグローバルスタンダードとして強力に推し進めています。

Agentic Workplaceとは、人間が一つひとつ細かい指示を出さなくても、AIが自らの判断で必要な情報を集め、業務を完結させてくれる新たな働き方のことです。Google USのGTM戦略担当者からは、これが未来の構想ではなく、現在の開発やビジネス実装の大前提として当たり前のように語られていました。

実際、Google社内ではすでにAIを「協力的なパートナー」として活用し、反復的なタスクを自動化して、人間がより戦略的で革新的な業務に集中できる環境が実現しています。例えば、営業部門ではAIの活用により提案書の作成数が78%増加し、顧客リクエストへの対応が大幅に効率化されました。開発現場でも、新規コードの30%をAIが生成し、重複バグの12%を自動処理することで、エンジニアリングの速度が10%向上しているそうです。さらに驚くべきことに、AIの洞察に基づき社内カフェのメニューを最適化し、食品廃棄物を39%も削減した事例までありました。AIはもはや単なるツールではなく、自律的に動くデジタルなチームメイトとして機能しています。Googleが自ら主導し、世界中に広げようとしているこの巨大な変革の波を現地で直に浴び、圧倒的な刺激を受けました。

参考資料:Google社員がAIを活用してよりスマートに働く14の方法

最新のアップデートとして驚いたのが、Google Meetの同時通訳機能と、Googleドキュメントの音声読み上げおよび要約機能です。多言語での会議がリアルタイムで通訳されることで、グローバルなビジネス展開がより身近になりますね。そして、移動中や別の作業をしながらでも、長文のドキュメントの要点を音声で把握できる機能は、情報のインプット方法に新しい選択肢をもたらしてくれます。

今回のクローズドトレーニングでも、新機能実証の一環として、Google Meetを繋ぎながら同時通訳機能を利用して行いました。AIは単なるチャットボットを超え、日常の認知負荷を大きく下げる頼もしい相棒になると実感しました。

また、お客様からよくいただく、他の生成AIツールとGemini Enterpriseは何が違うのかという疑問に対する、核心的な答えも再確認できました。Gemini Enterpriseとは、Google Workspaceだけでなく、SalesforceやJiraといったサードパーティのシステムや企業データとも安全に連携し、独自のAIエージェントを構築・運用できるエンタープライズ向けのAIプラットフォームです。最大の強みは、エンタープライズ級の強固なセキュリティ環境の中で、Googleドライブなど組織内の広範なデータを文脈として深く理解し、極めて精度の高いグラウンディング(根拠付け)ができるという点です。Google Workspaceにネイティブに統合されているからこそ、安全な環境で自社の独自データに基づいたAIエージェントを構築できる。これこそがGoogleの競争優位性なのだと確信しました。

熱気に包まれたインプットの後は、「Google Bay View」のオフィスツアーと「Google Cloud Space」の見学を行いました。

Bay Viewは、建物を覆う「ドラゴンスケール(龍の鱗)」と呼ばれる独特な太陽光パネル屋根や、北米最大級の地熱発電システムを備え、24時間365日のカーボンフリー稼働を目指すなど、サステナビリティを体現した圧倒的な建築でした。最先端テクノロジーと環境への配慮が融合した美しいワークスペースを歩き、イノベーションを生む土壌を肌で感じることができました。 

Google Bay Viewのオフィス外

  Google Cloud Spaceのオフィス外に展示しているGoogle Data Centerのラック

  Google Cloud Spaceのオフィス外

Google Workspaceの「外」へ広がるお客様の業務にどう寄り添うか

2日目は、参加パートナー各社による「お客様への提案事例の紹介と質疑応答」のセッションです。他社の素晴らしいアプローチに触れる中で、私たち吉積情報の強みと向き合うべき課題を深く見つめ直す貴重な時間となりました。

私たちの強みは、Google Workspace専業ならではの専門性と手厚い伴走、そして自らGeminiを日常的に使いこなし、組織内でナレッジを共有・循環させている生きた実践ノウハウにあります。これまでも私たちは、Google Workspaceの枠内に留まらず、社外ツールとの連携やお客様固有の業務フローに寄り添った支援を行ってきました。

今回の視察を通じ、この「エコシステムを超えた拡張の視点」が、真のDX実現においていかに重要であるかを改めて確信しました。実際の導入現場は、マニュアル通りにスムーズに進むばかりではありません。今後はGemini Enterpriseの拡張性を活かし、お客様自身がAIを使って業務を自動化するプロセスにまで、これまで以上に力強く踏み込んで伴走していく。その立ち位置を明確にすることが、私たちの次なるミッションだと再認識しました。

白熱したセッションの後は、一般公開されているGoogleの体験型施設「Google Visitor Experience」やGoogle公式グッズ販売店「Google Merchandise Store」を楽しみ、Google創業の地であるスタンフォード大学を見学しました。

 
スタンフォード大学の構内

社会を動かすITの力と、吉積情報の使命

最終日はサンフランシスコ市内の視察です。OpenAI、Uber Technologies、Salesforce Towerなど、世界のテック業界を牽引する企業群を間近にし、IT技術が社会の発展を力強く加速させている事実を肌で感じました。私たち吉積情報も、お客様のDXを強力に推進する大きな使命を担っているのだと、あらためて身の引き締まる思いです。

  Salesforce Tower

そして筆者にとって何より興奮したのが、サンフランシスコの街を走る交通機関のあちこちに、Geminiの広告が掲示されていたことです! 私たちが日々提案しているテクノロジーが、まさに世界的なムーブメントの中心にあることを実感し、胸が熱くなりました。

  Gemini広告付きのレンタル自転車がサンフランシスコの街中にありました

さらに、今回の視察でGoogleの親会社であるAlphabet傘下の自動運転タクシー「Waymo(ウェイモ)」に乗りました!

専用アプリで呼べば、無人の車両が乗車位置の近くにスッと現れます。ドライバーがいない座席に乗り込んだ瞬間は、正直なところ少し恐怖心もありましたが、いざ走り出すとそのスムーズな挙動に驚きました。急ブレーキや急発進もなく、人間以上に丁寧で安心感のあるドライビング。まさに「AIが実世界を動かしている」光景を目の当たりにしました。


自動運転タクシー「Waymo(ウェイモ)」

視察の合間には、フェリービルディングやユニオンスクエア、フィッシャーマンズワーフなどの名所を巡り、夜は海沿いでのフェアウェルディナーで充実したツアーを締めくくりました。

 フィッシャーマンズワーフの風景

お客様の未来に伴走する、新しい吉積情報へ

この3日間のツアーを通して、現地の熱量はもちろん、「私たちが今後どうお客様の課題に寄り添い、DXを支援していくべきか」という明確な羅針盤を得ることができました。

吉積情報は、このシリコンバレーで得た最先端の知見を、お客様への還元へと繋げます。現場の課題に泥臭く寄り添い、Google WorkspaceやGemini Enterpriseを活用した業務変革体験をお届けできるよう、これまで以上に力強く伴走してまいります。

これからの吉積情報の進化に、ぜひご期待ください!

何 芊慧
何 芊慧
吉積情報株式会社 マーケティング部
文系出身ながら、テクノロジーの可能性に魅了されIT業界へ飛び込み、入社1年目で「Associate Google Workspace Administrator」「Generative AI Leader」を含む計6つのGoogle Cloud認定資格を取得。
非エンジニアという枠を超え、AIを活用した新しい挑戦を全力で楽しんでいます!
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